令和3年度のメインテーマを「脱コロナ・元気の出る話題パート3」とし、第77回研究会を下記の講演で企画しました。
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Update : 当日ご講演をいただきました江原様のご好意で、講演資料のカラー版PDFをご提供いただきましたので、是非ダウンロードしてください。
大阪府+安威川ダムの建設_2021.11.01京都地盤研究会HP用
大阪万博が、日本で初めて1970年に開催され、55年ぶりの2025年に大阪で再び開催されます。開催テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」として未来社会へ向けてのいろいろな実験が試みられようとしています。会場は大阪湾の人工島「夢洲」で、開催に向けてのいろいろな技術的な課題も克服しつつ準備が進められています。開催準備組織の中心メンバーの責任者であり、前大阪府副知事・日本国際博覧会協会副事務総長の竹内廣行様より、万博の計画の内容から克服される技術的な課題なども含め関西の未来を講演いただきます。
次は、亀岡市竜ケ尾山を源とする大阪北摂地域の最大の河川「安威川」に、大阪府によって建設工事が進められている安威川ダムについての講演です。近年の大阪の北摂地域の都市化に伴い、安威川が氾濫すれば被害が甚大なものとなるため、治水対策と河道改修を含めて安威川ダムの建設が計画され、ダム本体は2022年の完成を目指して工事が進められています。建設現場で工事の陣頭指揮を取っておられる安威川ダム建設事務所長の江原竜二様より建設の内容から技術課題、ご苦労された内容も含め講演いただきます。
最後は、地元の話題として、現在、NEXCO西日本により建設工事が進められている新名神高速道路(大津~城陽)の京都府域の工事について講演いただきます。京都地域はトンネルや橋梁工事があり、技術的課題の解決を図りながら工事が進められています。困難な工事を中心となって取り組んでおられる建設統括課課長の西谷誠之様から、計画から取り組まれている工事や施工技術の紹介までを講演いただきます。
今回の3つの講演は土木施工を担当する技術者にとって極めて有益な内容です。広めの会場を準備し、京都府の指導に従ったコロナ対策を取りながら、できるだけ多くの方に参加いただけるようにしてまいります。
ただし、新型コロナ感染拡大等の情勢の変化で開催様式の変更が生じることがあることはご承知下さい。
講演は土木学会CPDプログラム及び土木施工管理技士会CPDSプログラムとして登録申請中です。
記
主 催: 一般財団法人 地球システム総合研究所
後 援: 京都府土木施工管理技士会
土木学会 岩盤力学委員会
日 時: 令和3年11月1日(月) 午後1時30分~5時
会 場: 京都経済センター 6階会議室B・C・D(京都市下京区四条室町 阪急「烏丸」、地下鉄「四条駅」直結)
定 員: 140名
参加費: 資料代2,000円(法人・一般会員は年会費に含まれています)
【内容・講師】
13:30~13:35 開会挨拶 京都地盤研究会 会長 大 西 有 三(京都大学名誉教授)
13:35~14:35 「いのち輝く未来社会のデザイン-2025大阪・関西万博」:
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 副事務総長 竹 内 廣 行
14:45~15:45 「大阪府安威川ダムの建設」:
大阪府 安威川ダム建設事務所 所長 江 原 竜 二
15:55~16:50 「新名神高速道路(大津~城陽)の建設について」:
NEXCO西日本建設事業部建設統括課 課長 西 谷 誠 之
16:50~16:55 閉会挨拶 京都地盤研究会 副会長 岸 田 潔 (京都大学大学院工学研究科 教授)
申込み方法:令和3年10月26日(火)までに別紙FAX用紙に、申込み代表者名、参加者氏名、勤務先所属等を記入の上、事務局までお申し込み下さい。
申 込 先:(一財)地球システム総合研究所内 京都地盤研究会 宛(TEL: 075-354-5020 FAX: 075-354-5030)
※お願い:事務局にはスタッフが常駐していません。ご用の場合は、080-5632-2278(事務局担当代表幹事 安川)まで連絡下さい
:参加者は必ずマスク着用で参加下さい。また、参加者は厚生労働省等の「接触確認アプリ」をダウンロードいただいた上で参加いただくことを推奨します。
:土木施工管理技士会連合会によるCPDSの認定証明が必要な方は、申込用紙にその要否をご記入下さい。当日は、ご本人を証明するCPDS技術者証または運転免許証をご持参下さい。
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京都商工会議所(京都経済センター6F):阪急京都線「烏丸駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」26番出口直結