京都地盤研究会は、令和6年度のメインテーマを「防災・減災・避災」とし、メインテーマに関わる話題を中心に、今年度の最初の研究会となる第 85 回研究会を以下の 3 つの講演を企画しました。
国内外において建設されたインフラの維持管理は、大きな課題となっています。とりわけ山地の多い日本では、都市間をつなぐ道路をはじめ様々なインフラは山地を掘削し平地に盛土して建設されています。その建設において形成された斜面や盛土の維持管理は防災の面からも重要です。コンサルタントのトップ技術者として、長年こ の問題に取り組んでこられた関西地盤環境研究センター専務理事の八谷 誠様より維持管理の現状と課題、展望 について講演いただきます。
二つ目の講演は、地震時の地すべりや斜面崩壊について、京大防災研究所斜面未災学研究センター教授の王功輝先生より、最近の研究成果も含め講演いただきます。先生は、海外の地震時の斜面崩壊、地すべりの調査を重ねておられ、めったに聞けない興味ある海外の斜面災害の話題も提供いただきます。
三つ目の講演は、今年の1月1日に発生した能登半島地震の災害報告です。能登半島地震で多くの斜面崩壊が発生し、その規模の大きさや崩壊箇所の多さが問題となっていて、発災後から現地調査を続けられた、国立研究開発法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部副部門長の酒井直樹様より、今年のメインテーマの「防 災・減災・避災」に関わる多くの知見や教訓を、災害現場の状況も含め直接講演いただきます。
今回の3 つの講演は、いづれも土木のさまざまな分野を担当する技術者にとって、極めて有益な講演です。
講演会終了後、年一回の恒例の、「講師の先生方を囲み、会員相互や参加者との交流を深める交流会」を開催いたします。交流会も含め多くの方々の参加をお待ちしております。
講演会は、土木学会 CPD プログラム及び土木施工管理技士会 CPDS プログラムとして登録申請中です。
申込み方法:
研究会と交流会の参加申込は令和 6 年 7 月 23 日(火)までに、Web 申込手続きをお願いします。
法人・個人会員の方は登録代表者(もしくは申込み担当者様)より参加申込下さい。
会員外の方で参加希望の方は、HP から Web 申込手続きをしてください。交流会も含め当日のキャンセルは不可です。
やむを得ず欠席される場合は、1 週間前(7/22)までに WEB の参加申し込み画面よりキャンセル可能ですので手続下さい。
キャンセル可能期日を過ぎますと 受付できませんのでご注意下さい。
※お願い:
事務局にはスタッフが常駐していません。ご用の場合は、京都地盤研究会ホームページのお問い合 わせメールにご連絡頂きますと、後日スタッフがお返事いたします。その他(緊急時等)のご用件につきまして は 080-5632-2278(事務局担当代表幹事 安川)まで連絡下さい。
※土木施工管理技士会連合会による CPDS の認定証明が必要な方へ
参加申込画面にて申請(チェック)が必要です。後日の発行はいたしません。当日は、ご本人を証明する CPDS 技術者証または運転免許証をご持参下さい。
法人会員 | 年会費を支払い済みの登録法人で、人数にかかわらず参加料は無料 |
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個人会員 | 年会費を支払い済みの登録個人で、登録者自身の参加料は無料(代理出席可) その他の参加者は一人あたり資料代として参加料¥3000が必要 |
特別会員 | 大学及び官公庁関係の技術者及び過去に研究会で講演を行った方が対象で、参加料は無料 (代理出席可・役所ごとにまとめての参加申込はFAXでの対応可能。連絡は担当者宛にいたします) |
ゲスト | 会員として登録していない参加希望者で、複数人の申し込みが可能。研究会当日、一人あたり資料代として参加料¥3000が必要 |