平成25年度は「元気の出る話題 パート2」をメインテーマとして研究会の企画を進めています。今回は、最近話題のテーマや素朴で活用の広い技術の紹介を含め3つの演題で企画しました。
平成25年度は「元気の出る話題 パート2」をメインテーマとして研究会の企画を進めています。今回は、最近話題のテーマや素朴で活用の広い技術の紹介を含め3つの演題で企画しました。
原子力発電所の立地条件の問題で、活断層の話題がニュースを賑わせています。兵庫県南部地震による直下型地震は活断層の破壊に因ることから、活断層は国民に取って近年の大きな関心事になっています。活断層の研究では日本の第一人者で、近畿活断層図を作成された岡田篤正先生に、原子力発電所の立地で問題となった活断層の問題や最近の活断層の話題について、直接講演いただきます。
土木の分野では古代から土のうは素朴な技術として活用されています。その土のうを締固めて路盤材料に用いて発展途上国の未舗装道路を整備されている木村亮先生に、海外での展開や国際貢献における苦労話も含め貧困削減を念頭においた新しい土木の活動について講演いただきます。
また、地元の話題として,京都市の橋りょう補修計画について講演いただきます。京都市は平成23年12月に「いのちを守る橋りょう健全化プログラム」を定め、重要橋りょうについて補修を進めています。京都市の橋りょう補修計画プロジェクトを、中心的立場で担当されている梅原龍哉氏に、講演いただきます。
土木技術者にとって興味ある話題の講演会であり、多くの方々の参加をお待ちしております。
今回の講演会は、土木学会CPDプログラム及び土木施工管理技士会CPDSプログラムです(登録申請中)。
主 催:一般財団法人 地球システム総合研究所
後 援:京都府土木施工管理技士会
日 時:平成25年10月22日(火) 午後1時30分~5時10分
場 所:京都大学楽友会館 2F 講堂(京都市左京区吉田二本松町 TEL 075-753-7603)
定 員:100名
参加費: 資料代2,000円(法人・一般会員は年会費に含まれています)
【内容・講師】
13:30~13:35 開会挨拶 京都地盤研究会会長 大 西 有 三
(関西大学特任教授・京都大学名誉教授)
13:35~14:45 「活断層の最近の話題-近畿の事例を中心に」
京都大学名誉教授 岡 田 篤 正
14:55~16:05 「土のうで発展途上国の道を住民とともに直す」
京都大学大学院工学研究科 教授 木 村 亮
16:15~17:10 「いのちを守る橋りょう健全化プログラム」
京都市建設局土木管理部調整管理課 担当課長 梅 原 龍 哉
17:10~ 閉会挨拶 京都地盤研究会 顧問 安 田 勝 美
申込み方法:平成25年10月16日(水)までに別紙FAX用紙に、申込み代表者名、参加者氏名、勤務先所属等を記入の上、事務局までお申し込み下さい。
申 込 先:財団法人地球システム総合研究所内 京都地盤研究会 宛
(TEL: 075-256-4322 FAX: 075-256-4330)
(お願い:事務局にはスタッフが常駐していません。ご用の場合は、080-5632-2278(事務局担当代表幹事 安川)まで連絡下さい)